ナルギレとはトルコの水タバコのこと。

内容
イスタンブールの日曜日、グランドバザールは閉まっていた。
昔から続いている大きな市場である。
現地の人も観光客もたくさんの人がいる賑やかな場所。
しかし、そのバザールが閉まっていると周りのお店もほとんど営業していない。
唯一、エジプシャンバザールは開いている。
グランドバザールと同じような作りではあるが規模が全く違う。
グランドバザールは奥に進むにつれ、迷い道のように来た道がわからなくなるという。
外に出て、ここまで歩いてきたと思わされるほど、中は迷宮のようなものかもしれない。
閑散とした通りを歩いていると、日ごろ目に入らない門があった、ここから上がって一望する
イスタンブールはきれいだよ、とおじさんが言った。
その建物はキャラバンサライの小隊宿だったところ。400年ほど以上の歴史があるのかな?
そこを歩いていると暗い一本の道から小さな灯りが見えた。
入って見せてもらったもの、ナルギレの工房だった。
作業工程は撮影不可、その代り完成品はいいよ。ということでみごとなナルギレを見せてもらった。
現在は中国からもたくさん来ているが、すぐ壊れる。
わたしたちのは全て細部まで手作りだと胸をはって職人魂が見えた。
ここで手仕事を見ることができるとは思わなかった。
休みの日曜日はいつもと違うところに気づきがある。日々、出会いと発見の旅です。
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